今度はなんと築100年超!
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第二子出産のご報告
 10月19日23時49分に無事男の子を出産しました!3286gと比較的大きめ。昨日退院し、早くも寝不足気味の育児生活をスタートしていますが、母子ともに健康です。

また落ち着いたら更新します。取り急ぎご報告まで!
パジャマパンツと娘のワンピース
産休に入って最初のお洋服づくりとなった、娘のパンツ。
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二人目出産後の娘の赤ちゃん返り対策?として、仲良しの印におそろいで私のパジャマパンツも作りました。ひとつは娘のと全く同じ青の小花柄に、若干おとなしめのイエローのリボン。
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もうひとつは、ピンクの小花柄の布が足りなかったので、ダブルガーゼの濃いパープルの生地に、裾だけちょこっと娘とお揃いの柄を入れました。
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娘のパンツを作ったのは、伊藤まさこさんの「こはるのふく」のパターンでした。私のパジャマパンツもやはり伊藤まさこさんのソーイング本「Robe Rouge」から。
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アマゾンのなか見!の画像にもある、こちらの写真右のパンツです。
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伊藤まさこさんは、このパンツについて「ウエストがゴムだけどパンツのラインがキレイに落ちるので街着にできる」というようなことを書かれていましたが・・・とりあえず産後少なくともひと月、家からほとんど出られない間に着るパンツとして活用しようと思っています。

サイズは産後すぐはまだお腹もお尻も大きいと思うのでLサイズで作りました。試着してみましたが、さすがに臨月のお腹には入らず、お腹の下のところで止まってしまいました。笑 かなりワイドなパンツになっていて、パジャマにしてはオシャレ感があるような気がします。これなら痩せればワンマイルくらいのお買い物に行けるかも?上には白のカットソーとか、タートルとかかな。

これらのパンツはつくりがとてもシンプルで、型紙は1〜2枚しかいりませんでした。型紙を写すのもひと仕事ですから、枚数が少ないのはとても楽!縫製についても、襟や袖やベルトやボタン穴などややこしいパーツは一切なし。初心者が基礎的なことをおさらい&学ぶのにピッタリな洋服でした。

次なる野望は同じ「Robe Rouge」に出ているブラウスや、別の本に出ているワンピースなのですが、それらには「襟ぐりに見返しを着ける」「袖を着ける」「ギャザーをよせる」などなど、新たなハードルがあります。失敗が怖いので、まずは使用する布の量が少ない娘のワンピースを作ることで練習してみることに。

またしても、伊藤まさこさん「こはるのふく」から、長袖のよそ行き風のワンピースというものにしました。
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じゃーん。こちらがその作品です。
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布は、私のパンツを作った濃い紫のダブルガーゼの生地を使用しました。ホントは華やかな小花柄で派手目に作りたかったのですが、この布が妙にたくさんあって早く消費したかったし、失敗しても惜しくなかったので採用。

見返しには、私のパンツの裾につけたピンクの小花柄の余り布を使いました。既製服でも「見返し美人」「裏地美人」な服が大好きで、つい手に取るんですよね。
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胸元に着けたボタンは、な、な、何と、ミナのボタンです。
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独身のとき、東京から遊びに来た友人を京都のミナに案内し、二人してボタンを色々買ったうちのひとつです。お花の形のボタンがミナのファブリックでくるまれているのですが、あまりにも面積が小さくて元のファブリックがどんな柄だったのかもはや検討もつきません・・・。笑 でも、形といい雰囲気といいかわいいなと思いまして。

練習用のワンピースにミナのボタンを着けるの勿体ない!?と思わなくもないのですが、次回作でさらにこのボタンが合うものがあれば付け替えちゃおうと思います。

裾にはレースのテープを着けました。こちらは手芸屋さんで買ったアンティーク風のものです。
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襟のボタン、裾のレースは、「こはるのふく」にはないデザインで、自分でアレンジしました。アレンジしたのには理由があります。襟元のボタンについては、見返しの処理がうまく決まらずもったりしてしまったので、それをカバーするためにボタンを付けました。裾も、ラインががたついてしまったのでそれをごまかすためにレースをつけたんです。デザイン的には裾の内側からレースがのぞく、という風にしたかったのですが、それでは本体の裾のがたつきがカバーできないので上から着けちゃいました。

色々課題もありましたが、何とか形になってよかったです。それにしても娘には地味過ぎるデザインだな〜。こんなおとなしい服着せて、どこに行く?という感じです。裾にモチーフレースでも着けて、派手目のソックスとかレギンスとかはいたら普段でも着れるかなあ。
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地味だから娘は着てくれないかもな・・・と思いましたが、保育園から帰って来た娘に「これママが作ったんだよ」と見せると超ハイテンションに!すぐ「着る!これ着る!」と大興奮で試着し、鏡の前でアンパンマン体操を何度も踊ってました。あまりに動きが激しかったので写真が撮れなかったくらい。いやぁ、嬉しいなぁ。でも、サイズがブカブカでした。100cmで作りましたが、90cmがジャストサイズだったかも。まあ来年着せたらいいか。

早速FBにUPしたら友人から「魔女の宅急便のキキの服みたい!」とのコメントが。全く狙ってませんでしたが、赤いリボンちゃんを頭に着けてあげたら確かにキキそのもの!笑

今回わかったこととしては、

・ダブルガーゼは水通ししない方がよかった。←2枚の布を張り合わせているノリが取れて少し風合いが変わってしまったのと、裁断、ミシンともものすごく扱いにくくなってしまった。
・見返しに接着芯を貼る時、大きめに切って後で型紙どおりにカットするとやりやすい。
・襟、袖つけはちゃんとしつけをする。

ということがありました。

途中、布の合わせ方を間違ったり、ミシンがうまくかかっていなかったりで行ったり来たりしながら何とか完成に至りました。「あ〜まだまだコツとかポイントが色々わかっていないな〜」と何度も思いながらでしたが、このワンピース作りを通して何とか見返しや袖のある服も作れるような気がしてきました。

いよいよ予定日まであと1週間を切ったので、しばらくお裁縫やおやつづくりはお休みします。産後落ち着いたらまた再開して、冬の間には娘や私のブラウスやワンピース、そして産まれてくる息子のベビー服を完成させて、みんなで着たいな〜。それまでは、伊藤まさこさん本や買いだめした布を見てモチベーションをキープしておこうと思います。
ペリゴール
いかり苦楽園店の目の前にありますフレンチビストロ「ペリゴール」。初めて入ってみました。訪れたのは土曜日のランチタイムで、娘2歳半と夫と3人です。フレンチビストロですし、どうやら昔からあるお店のような佇まいなので、娘2歳半がいても大丈夫かなぁと少し心配しつつ・・・。お店の前に出ていたランチの看板のメニューにひかれておそるおそるドアをオープン。

じゃーん。たまたまお客さんは私たちだけ。ラッキー!娘が騒いで別のお客さんが入って来た時にはぱっと出れば大丈夫かな?と思って、いそいそと席に着きました。
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テーブルにはガラスのコップが不思議な形に組まれてありました。
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ランチは3コースくらいありまして、フレンチだけどパスタの種類が豊富でした。せっかくなのでデザートまでついたコースをオーダー。こちらが前菜のサラダです。お魚のフリットがついていてボリューミー。酸味の利いたドレッシングがまたおいしい!この一皿で既に満足です。
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パスタは5種類くらいから選べて、夫は好物のウニのクリームパスタ、私はトリュフの入ったパスタをオーダーしました。あまりにもおいしそうだったのでサーブされるや否や口をつけてしまい、写真がありません(←こういうことってよくありませんか?)。トリュフは粉々にされた状態ではなく、スライスされた状態で出て来たので、あの独特の香りを十分に楽しむことが出来ました!

娘2歳半も一緒に食べるので2種類とも大盛りを頼んだのにも関わらず、3人でぺろりでした。いやーおいしかった。あと、これも写真無しなのですが、プチパンがめちゃくちゃおいしかった!ふんわりしていて、おいしい小麦粉の味がしっかりして、上にかかった岩塩がおいしかったです。どちらかというと米・麺派の夫が「塩だけでこんなにおいしいパンができるんだね〜。これ売ってるんだったら買って帰りたいもんな〜」とつぶやくほど。

こんなのを自分で作れたらいいな〜。何を隠そう産休中の私のやりたいことのひとつに「おいしいパンづくり」があるのでいずれチャレンジしてみたいと思います。

そしてデザートは、ライムのジェラートとカボチャのクレームブリュレです。
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最後にサッパリ冷たいのと濃厚な甘さとを組み合わせてくるところもさすがですねぇ。(夫の分はほとんと娘2歳半が平らげてしまいましたが)

私たちが座った席の後ろに夜のアラカルトメニューが掲示されていましたが、これがまたどれもおいしそうで。ぜひまた夜に訪れたいなあと思ったのですが、赤ちゃん出て来たらまあ難しいでしょうねぇ。実家から両親が来た時なんかに夫と二人で抜け出してゆっくり・・・なんてことができたらいいなぁ、と思ったりするのですが実際は子どもたちを21時に就寝させるミッションを果たした後に出かける、なんてことはしないだろうな。

苦楽園界隈にはおいしいレストランやバーがひしめき合ってますので(それでも10数年前に比べるとかなり減ったそうですが)、子どもが大きくなって色々お店巡りをする日を今から楽しみにしているところです。
食器棚
最近、キッチンの模様変えをしまして、こちらの食器棚を冷蔵庫の手前にレイアウトしました。
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先日こちらの記事でも少し紹介しましたが、この食器棚、私が独身のときに友人の彫刻家さん(というか何でも作っちゃうアーチストさん)にオーダーして作ってもらったものです。
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上3段のガラスが張られた棚は、上部の取っ手を手前に開くようになっています。その下に1段引き出し、一番下は引き戸の棚です。当時色んなところで食器棚を物色していたのですが、こういう手前に開く扉がついたものがなかなかありませんでしたので、オーダー時にぜひ反映してほしい、とリクエストしました。

素材については、一人暮らしの普通のワンルームの部屋に置いても違和感のないもの、もちろんプリント合板はイヤ、ということで塗装していないナチュラルな色合いの無垢材を選んでいただきました。ホントはTRUCKのようなゴツくてカッコいい無垢材がよかったのですが、ああいう家具って壁紙が張られた普通のワンルームでは変に浮いちゃいますよと言われ、確かにその通りなんだよなぁと思い直したのを覚えています。

こちらの食器棚、ポイントは何と言ってもこのカクカクした取っ手です。
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全ての取っ手が同じデザインになってまして、当然のことながら全て彫刻家さんの手によってデザイン・制作されたものです。オーソドックスすぎず、かわいい遊びがある感じがこの彫刻家さんらしく、とても気に入っております。


当時私は、独身一人暮らしとは思えない量の食器を抱え込んでいました。特に作家ものを集めるというほどの趣味ではないのですが、雑貨屋さんに行ってかわいい食器を見つけては「こういうのは、この先万が一結婚したら自由に買えなくなるんだから、今のうちに自分の好みのものをゲットしておかなくちゃ」と、今考えるとよくわからない言い訳をしつつ、ドンドン量が増えて行ったのです。そういえば服やバッグ、靴も同じ理屈で買いまくってたような・・・。

自宅で料理をし、友人を呼んでお食事会(最近で言う女子会)をするのが好きでして、そんな時に女子ウケする料理を女子ウケする食器に盛りつけてポラロイドで写真をパシャパシャ、なんてことして毎週のように遊んでいたのです。懐かしいなぁ。最近はファミリーパーティばっかしだもんな。

夫とつきあい始めると、夫は「これは5人家族くらいの食器の量じゃない!?」とビックリしていたのを覚えております。ちなみに鍋やキッチンツールの数にも同様に驚かれました。

そのとんでもない量の食器を、引越当初は無理矢理こちらの食器棚にギュウギュウ詰めにしていました。こちら、売り主さんから譲っていただいたもはやアンティークとも言える食器棚。桜の樹でできており、売り主さんもオーダーで作られたそうです。
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半分以上の食器を友人に作ってもらった食器棚に入れ直し、全面ガラス張りのこちらの食器棚はお気に入りの食器を厳選してディスプレーしました。ホントはもっと量を減らして空間を生かした大人っぽいディスプレーにしたいのですが、今のところこれが限界です。

ちなみに茶道をたしなまれた売り主さんもこの食器棚には茶道具を飾られていたそうです。私もばーさんになったらアンティークのアラビアのカップアンドソーサーとか飾りたいなぁ。実際には、これから娘もやんちゃ盛りに入るし、さらなるやんちゃぶりが見込まれる男児が誕生するのですから、逆にこういう食器棚は封印せねばならない段階に入るのですけどねぇ。汗
おやつ・作り比べ・食べ比べ
いよいよ出産予定日まであと10日となりましたー。先々週から妊婦検診の頻度が上がり、毎週受診しているのですが、赤ちゃんの体重は既に推定3000g超。いつ産まれても大丈夫、という状況になっています。ですが、まだ赤ちゃんは全然下りて来ていなくて産まれるのはまだ先らしく、先生に「お散歩とかしてがんばってください」と言われております。

一人目の出産のときは予定日から5日遅れ、しかも陣痛促進剤の力を少し借りての出産でした。予定日から遅れると、周りの方が期待を込めて「まだ?まだ?」と聞いてこられ、それが本当に辛くて辛くてたまりませんでした。悪気はないのはわかっているのですが、産む本人は初めての出産でただでさえ緊張していて、周りの誰よりも「まだ?まだ?」と心配しているのに、周りにこう言われるとものすごいプレッシャーになっちゃうのですよ。安産のカギはリラックス!なのにね。

そんなこともあったから今回は「赤ちゃんが出てくる日決めてるんだから」とデンと構えられてますが、予定日から出産が遅れている妊婦さんに「まだ?」と聞くのはやめよう、と悟った次第です。


・・・と、話が逸れましたが、こうしてのんびりしてられるのもあとほんの少しになってきました。赤ちゃんが産まれて来たら色々大変だと思いますからね。自分のための時間が持てるこの期間、趣味のお洋服づくりに加えておやつづくりにも勤しんでおります。今回はおやつづくりの方のレポです。

まずは、前々から興味を持っていた、なかしましほさんのレシピです。バター、乳製品、卵を使わずヘルシーなおやつのレシピで有名な方でして、子どもに食べさせるのにこういうレシピっていいなあと思っていました。
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産休に入る前、会社で昼休みにほぼ日をチェックしてたら、このなかしましほさんの「とてもくわしいおやつのレシピ」というコンテンツが始まっていて、ずーっと愛読してました。読めば読むほど実際に作ってみたくなるんですよ。以前「かもめ食堂」なんかの飯島奈美さんのレシピのコーナー(LIFE)もありましたが、ほぼ日の料理コンテンツって、作ってみたくなる気持ちがホント盛り上がるんですよね。

ほぼ日になかしまさんご本人の手さばきも動画でUPされていたので、「これはきっと行ける!」と思い、産休に入って割と早い段階で作ってみました。じゃーん、ほぼ日乗組員の宿題にもなっていた、「黒ごまスティック」です。
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なんか焼き色にムラがあって、ところどころ白いような・・・。途中、豆乳を入れる段階があり、そのときの状態が動画で見たよりもサラサラとしていて水分が足りてない感じがしたのですが、特に調整することなくオーブンに入れたからかもしれません。

お味の方は・・・ん〜、全然甘くないですねぇ。レシピ通りだときび砂糖を使うのですが家になかったので、洗双糖で代用したからかもしれません。こんなもんだと思って食べればおいしいと感じなくもないですが、何かちょっとストイックな味がします。市販のお菓子で言うと、フランスからやってきた「ジェルブレ」というシリーズの味に似てます。
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こちら、砂糖・保存料・着色料不使用の栄養食品です。苦楽園のコープで一時期ワンコーナー作られていました(最近チェックしてませんが)。オーガニックとかに興味がある人だったら「滋味深くておいしい〜」と言うのですが、濃い味好きなうちの夫のような人からすると「・・・」という感じのようです。

そして私が作ったものは「え?」と言うほど固くなってしまいました。サクサク感からは程遠い・・・。涙 これは私の腕の問題だと思われます。粉を混ぜてから菜種油を入れてこね、最後に豆乳を入れて混ぜるという作り方は、私が作り慣れているバター、卵を使ったクッキーの手順とは全く違うものですからね。

何でも食べる娘2歳半はボリボリと食べてましたが、もっと甘いものを与えるようになるとこっちは食べなくなるかもしれません。ダイエットしてたり、体重制限をしている妊婦さんには口さみしい時に便利だと思います。


そして・・・なかしましほさんのクッキーは自分ではうまく作れそうになく、また味もあんまり好みじゃないということがわかったので、同じく卵・乳製品不使用のオズボーン未奈子さんのレシピに再チャレンジ。
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オズボーンさんのこのレシピ本は、以前こちらこちらの記事でも紹介しましたが、非常にカンタンでたいてい成功し、しかもおいしい!という確信が持てているのです。今回はtocotocoのバックナンバーに記載されていた「黒糖とにんじんのスパイスケーキ」に挑戦です。
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パウンドケーキ型のしっとりしたケーキ。レシピ通りだとシナモンなどのスパイスを入れ、最後に上からレモンアイシングをどろっとかけるのですが、娘2歳半も一緒に食べたいのでスパイス、アイシングは抜きにしました。
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にんじんをすりおろして混ぜ込むため、その水分がなかなか飛ばず、記載された焼き時間では十分に火が通らなかったので、上からアルミホイルをかぶせて10分×3〜4回延長して焼き、やっと大丈夫かなという感じになりました。

そしてこちらのお味の方は・・・非常においしい!!黒糖とココナッツファインも入っているので、なかしましほさんの黒ごまスティックよりずっと甘く感じられたのが勝因かもしれません。にんじんの味はほとんど感じられませんが、レーズン、くるみとココナッツの食感、全体のしっとりとした甘さ、すべてがうまくまとまりました。

まあそもそもクッキーとケーキの味を比べるのに無理があるかもしれません・・・。実は別の機会に同じオズボーンさんの本にあった「全粒粉のビスケット」を作ってみましたが、これはうまく行きませんでした。作り方の手順はなかしましほさんのレシピとほぼ同じなのですが、やはりちっとも甘くないし、ビックリするほど固くなっちゃったのです。スコーンはうまくいったのになぁ。こういうマクロビ系のクッキーに関しては、作り手の腕・慣れの問題が大きいのかもしれないです。

クッキーモンスターの私としては、バターの入らないローカロリーのクッキーは非常に魅力的なので、めげずにチャレンジしてみようと思います。

そして・・・最後にバター・卵を使うおやつです。なかしましほさん、オズボーンさんのレシピでクッキーがおいしくできなかったので、確実に美味しく作れるレシピでリベンジ。笑

松永絵菜さんの「お菓子のつくりかた」のレシピです。
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松永絵菜さんが大好きでして、レシピ本はコンプリートしてます。スタイリング、写真ともご本人が手がけているのですが、その乙女な世界観にうっとりしてまして。オリーブ世代の女子ならきっと誰しも胸がキュンとなる本です。レシピの方も、食材・調理方法の取り合わせ方がとてもセンスよく、作ってみたくなるものばかり。実際多くのレシピにチャレンジしましたがどれもうまく行きますし、おいしいです。

ちなみにこの本の中で松永さんがミナの服(たぶんnapという柄)を着てまして、それがまたかわいい。モデルさんではないけどミナの服がとても似合う一人だと思います。私も産後しっかりエクササイズして、大人っぽくミナを取り入れたいなー、と妄想してしまいました。

で、今回チャレンジしたのは「オートミールクッキー」と「きなこのショートブレッド」です。
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オートミールクッキーはこれまで何度もくり返し作ってまして私の中で定番化してます。確実に好みの味に仕上がる。バターも少なめ、オートミール、黒糖が入って比較的ヘルシーと言えると思います。これなら娘2歳半にも食べさせられる。

きなこのショートブレッドは、今回初チャレンジでしたが、こちらもうまく行きました。きなこの風味もしっかり残っていて、食感はサクサク。やはり何だかんだ言って卵、バター、砂糖をちゃんと使ったレシピには正直かないませんね。作り方の手順にも慣れてますし。結局今のところ私の中では、なかしましほさん<オズボーン未奈子さん<松永絵菜さん、という感じになってます。

次なる課題はオズボーンさんのレシピでクッキーをうまく仕上げること。赤ちゃんが産まれて生活のリズムが落ち着いて来たら、またチャレンジしてみたいと思います!!
小さな地域貢献!?
日々ゴミ出ししているわが家最寄りのゴミステーション。急坂に位置する上に側溝もあるため、ゴミを出しやすいようにスノコ状のボードが置いてあるのですが、そのボードの木材が老朽化し、ボロッボロのバラッバラになってしまっておりました。「あれって作り直した方がいいよね〜」という話をしておりまして、先日夫が修理に着手。

見てください、木材自体が腐っている?ペンキも剥げてかなりかわいそうな状態になっております。
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本当ならば新しい木材を使用して作り直した方がいいのかもしれませんが、そうするには腐食防止のためにペンキを塗ったり何だりと手間ひまがかかりそうだったのと、この傷んだ木材自体がゴミになってしまうこともあり、まずは短時間で仮に修理するという意味で元の木材をそのまま組み立て直すことにしました。
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大体こんな形だったかな?ということで板を並べてみて・・・
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ガガガッとインパクトでネジを打ち留めます。
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私もインパクトが使えると色々便利だろうなーと常々思っているのですが、慣れないとなかなか扱いが難しい工具です。でもせっかくの機会なので私もチャレンジしてみました。10本ほど打ちましたが徐々にコツがつかめたような?しかしミシンと同じでしょっちゅう使っていないとまたやり方忘れちゃうような気がします。

写真無しですが、臨月の妊婦が坂道のゴミステーションで跪いてガガガッとやってる姿ってどうなんでしょうね。近所の方に心配されたかもしれません。

さて、夫の手による仕上げ。手前の方に横一本の木材を置いてインパクトで留めて完成です。
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新品ではありませんが、少なくとも以前よりはこの板にゴミを置きやすくなったと思われます。
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ちょうどこの翌日が燃えるゴミの日でして、ゴミ出し担当の夫が様子を見に行ったところ、「心無しか皆さんが『ありがとう』という気持ちでゴミをキレイに置いてくれているような気がした」ということでした。よかったよかった。

この手のものって、おそらく市から提供された訳ではなく、その昔DIYが得意だった人が厚意で作って置いておいてくれた、といったものだと思います。元の釘跡や木材の切断面を見るとカンタンに見えてよく考えられた丁寧な作りであったこともわかりました。

誰かに直接ありがとうと言われることはありませんが、ちょっとした地域貢献ができた気分で夫はとても満足そうだったのでした。
自家製ミックスベリージャム
わが家のお庭にはブルーベリー、ブラックベリー、マルベリーの3種類のベリーの樹があります。マルベリーとは桑の実のこと。蚕が穫れるあの桑の樹なのですが、ベリーの一種であるということは植える時になって初めて知りました。

ブラックベリーについては収穫期がちょうど私のつわりの頃と重なってしまったため一粒も穫らずじまいになってしまいました。マルベリーはかろうじて収穫。でも実をそのまま食べるとかなり酸っぱい!これは冷凍保存して、秋に収穫する予定のブルーベリーと一緒にジャムにして食べようと思っていました。

そして8月下旬〜9月の初め頃、ブルーベリーを収穫。娘2歳半も喜んでお手伝いしてくれました。
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私の体調も絶好調でしたので、ブラックベリーのような悲しいことにはすまいと、毎日会社から帰宅する度に実の色づき具合をしっかりチェック。3〜4回ほどに分けて一粒残らず収穫することに成功!以前冷凍していたマルベリーと合わせて大きめのジップロック袋にいっぱいくらいの量になりました。

ということで早速ジャムに。レシピはカンタン、ベリーを洗って琺瑯のお鍋に入れ、レモン汁とお砂糖を適当に入れてコトコトと煮詰めるだけです。お砂糖は控えめにしたいところでしたが、思っていたよりもマルベリーの酸味が効いていて、割としっかりめの量を入れたように思います。

大きめのWECKのビン8分目くらいの量が出来上がりました。
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何だか夜ご飯のような光の加減ですが、朝ご飯のワンシーンです。雨が降っていたので自然光で撮影できませんでした。

ブルーベリージャムと言えばベーグルにクリームチーズと合わせていただくのに限ります。予想に違わず、むちゃウマでした!
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初めての自家製ミックスベリージャムですから、気合い入れてビンを煮沸消毒したりして作りました。絶妙な甘酸っぱさで我ながら大満足してますが、残念ながら娘2歳半にはまだその甘酸っぱさはいただけないようで、クリームチーズばかり食べてました・・・。

その後もヨーグルトに入れたりしていただいていてかなりのお気に入りになっています。来年はブラックベリーも入れてより深みのある味のミックスベリージャムを作るぞ〜と心に決めています。

IKEAキッチン・導入1年10ヶ月のレビュー
導入して1年10ヶ月が経過しましたわが家のIKEAキッチン。
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ここ最近の使用感をまとめておきます。
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【前面パネルのステンレス】
大分汚れてきました。水拭きでは水の跡がついて汚くなるだけなので、時々「激落ちくん」で軽くこすったりしてます。これにより細かい傷はついてると思いますが汚れは落ちるのでまあこの掃除の仕方でもいいかと思ってるところです。ずっと鏡のようにピカピカにしときたいと思っている訳でもないし。激落ちくん後は割とキレイにしてます。

【ハーマン+doのダッチオーブン機能とグリル機能】
何だか最近調子が悪いです。エラーコード02というのが頻繁に出まして、調べてみるとこれは「庫内異常高温」ということ。火を消してしばらくしてまた着けてみたりするのですが、それでもまた同じエラーが出ることがあり、「何が悪いのかなあ」と首をかしげてます。点検に来てもらおうと連絡したら点検して仮に異常がなくても出張料がかかると言われてしまったので今のところほったらかしにしてます。お魚を焼くくらいなら影響ないので・・・。まあいずれちゃんと見てもらわないとな。

【排水について】
これは実は導入当初からずっと不満を持っていたのですが、単なるクレームになると思ってこのブログには記載していませんでした。でも、このたび夫の友人から有力な情報&解決策があることがわかったので、とりあえず現状の不満について書いちゃいます。

IKEAキッチンの排水、ハッキリ言ってめっちゃ悪いです!実は使い始めた初日からずっと我慢してました。だってお鍋にお水をためて洗い、そのお水をじゃーっと流すだけで、6~7センチほどシンクに水がたまるんですよ。その後10数秒くらいしないと流れて行かない。これには「え!何これ!?」と思ってしまいました。実際に使ってみないとこの感覚はわかりにくいと思いますが、これまでに住んできた賃貸のマンション、アパートのどのキッチンよりも排水が悪いです。

それで、先日たまたま夫の友人の空間デザイナーの人がわが家に泊まりに来てくれて、彼は店舗の内装デザインなんかを手がけていてIKEAキッチンのこともよくご存知だったのですが、彼曰く、「IKEAキッチンは国産のキッチンと比べて配水管の構造がイマイチなんですよね」と。そして、「IKEAにも売っている別のパイプと交換することで排水がよくなりますよ。水道屋さんに依頼するか、いや、買って来て自分でもできるな」とのコメントも!

ということで今彼に詳細情報の提供をお願いしてるところなのですが、お忙しい方なので今度泊まりに来てくれた時に一緒に調べて解決しようと思っているところです。いつになるか未定ですが、解決できたらまたこのブログに記録しておこうと思います。

たぶんわが家だけの悩みじゃないと思うんだけどな。IKEAのスタッフに聞いたらわかるのだろうか。いや、オーダーしたときの感じからするとIKEAにはあまり頼れない気がするし、やはり友人の情報を待とうと思います。笑

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使用感については上記のような状況です。キッチン全体としては冷蔵庫の横に置いていた棚を奥にやり、以前友人の彫刻家に作ってもらった食器棚を新しく配置しました。
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ちょっとした違いなのですが、結構スッキリ見えるレイアウトになった気がしてます。この食器棚は独身のときにオーダーしたものなのですが、すごくかわいくてお気に入りなので、また別の記事で紹介しようと思っています。

あともうひとつ、コンロ横の無垢材ワークトップ部分に、大理石の天板を置きました。大きな鍋敷き状態で、電気ポットや熱いお鍋、麦茶ポットなんかを置くのに使っています。
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この大理石の天板は、実は売り主さんが譲ってくださった置物から取り出したものなのです。置物自体はうちのインテリアにはあまり合わなかったのですが、売り主さんも「この大理石はいいものなので、これだけでも取り出して使いたいくらいなのよ」とおっしゃっていて、私たちも「それじゃあ」と思い、夫がノミ?で一生懸命取り出してくれたのでした(それもかなり前のこと)。このたびピッタリくる用途が見つかって喜んでいるところです。

ちなみに無垢材ワークトップの傷み具合ですが、この場所に知らず知らず熱いものを置いてしまっていたためちょっと黒ずんだムラが出来たような感じになっています。この場所以外は特に目立った傷みはなく、今のところキレイに使えています。オイルトリートメントは2〜3ヶ月に1回は施しております。これから乾燥する季節なので忘れないようにケアしてあげないといけないと思っております。


そして・・・このたび、もう1セットIKEAキッチンを導入することとなりました。今回は部材の持ち帰りも組み立ても夫がやりました。
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このサイズ感、もうお分かりかと思いますが・・・。
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この人専用のミニキッチンです。
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娘「パパ〜何してんの〜。」 夫「ちょっと配水管のところをね。よいしょよいしょ」
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わーい、蛇口がついたー。お水じゃばー。 ※注 実際はお水は出ません。
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おままごとグッズも一緒にIKEAのものを。お鍋などのセットが本物のステンレスでできてるのがポイント。
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そして・・・もう一人の娘はやっぱり箱が好き。
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ちょうどあたしの身長のサイズにピッタリだわ〜。
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箱入り娘たち。
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娘2歳6ヶ月はすっかりお姉さんになり、こうしてモモちゃんのことをなでなでしたり、おままごとグッズでごはんを作ってあげたりしています。
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さあ、いよいよ完成間近。パパがんばったね!
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じゃーん、できあがり〜。コンロはIHなんですね。電池を入れてボタンを押すとコンロ部分に明かりがつきます。
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フェルトの食材セットも同じくIKEAで購入。ジャムがついたホットケーキと目玉焼きを作っております。
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上部に電子レンジがついたものもあり、私としてはそっちがほしかったのですが夫がものすごーく冷静な目をして「こっちでいいでしょう」と言ったので「はぁ、やっぱりそうですか・・・」と引き下がったのでした(値段も倍だったし)。

女子のおままごと魂は男子には理解不能なのでしょうねぇ。娘がもうちょっと大きくなってIKEA店頭で電子レンジ部分を見つけたらほしがりそうな気がするのですが・・・。フェルトの食材セットはモモちゃんの毛がつくから木のものを別で調達しようかなあとも思っていたのですが、あまりの安さに目が眩んでしまいました。

おままごとキッチンといえば、ドイツのNIC社とか、スウェーデンの何たらというとことかの赤いのが有名だし素敵なのですが、IKEAのものの4倍くらいの値段がしますからねぇ。いずれ飽きてしまうものだと思った時に、そこまで投資したものか?とここでは私もさすがに冷静になってしまいました。そしてこのIKEAのものだってかわいさで言えば全然引けを取らないと思いますし、何と言ったってママもIKEAキッチン使ってるんだし。

今は本物のIKEAキッチンの横にこのおままごとキッチンを配置してます。私が料理する横で娘もお料理ごっこして遊んでいて、とても楽しそうです。私が独身の頃から、女の子がいたらこういうのやってみたいなと思っていた夢が実現してうれしいです♪
お庭の改造計画・その2
わが家のお庭改造計画の第一段階として、苦楽園口にあるPLANTS PLANTS+Flowersのスタッフの方々がお二人で下見に来てくださいました(写真無し)。わが家を見て「おお・・・このカイヅカはすごい・・・」といった表情。でも、古いけど味があるわが家独特の雰囲気は理解していただけた様子。新築には決してないこのお家の雰囲気を活かせるお庭にしたい、という思いは伝わったように思います。

初めは外からお庭の広さや植栽をチェックしていって、最後はリビングにご案内し、お茶しながら打ち合わせしました。外でお庭 を眺めていたときは、カイヅカは全て伐採かな〜と話していたのですが、リビングから見えるカイヅカ並木の様子を見てプランナーさんが「この手前のカイヅカは残した方がいいかもしれないですね」と。
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「このリビングからの雰囲気は今から新しく作ろうと思ってもなかなか作れない雰囲気だと思うんですよね」と。
「金網を突き破っているのは見栄えが良くないので、金網は撤去するとしても、この樹自体は残して、新しく垣根を作り、蔓性の植栽を入れるなどしてカイヅカの下部の枝ぶりが目立たないようにするというのでどうでしょう」と!
「道路脇のカイヅカは伐採してやり直した方がよいと思いますが、リビングから見える部分は残す前提でプランニングしてみましょうか」と!!

な〜んと、そうですか、そう来ましたか!だってあの魔女の爪状態のカイヅカを残す提案をされる方ってなかなかいませんから。たいていの場合は切って新しくやり直す、ということを考えると思うのです。現に私もそう考えていましたし、その方がプランニングもしやすい気がしますし。なので、プランナーさんのこのコメントに、「ああ、ホントにわが家の元々の雰囲気を大切にしようとしてくださっているんだな」と思いました。予想していなかったこのお言葉がちょっとうれしくなったのと同時に、この方達にだったらお任せできそう、と感じたのでした。

この日の打ち合わせはこれ終了し、後はPLANTS PLANTSさんが手配される職人さんに下見をしていただく日を別途もうけることになりました。

その職人さんたちがいらっしゃったときの様子です。職人さんと言うと、どうしても地下足袋履いたおじいさんをイメージしてしまいますが、オシャレなお姉さんとかっこいいお兄さんがいらっしゃいました。(先入観強くてすみません。汗)
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え〜と、ここを計測しておきましょうか。←と、やらせで写真を撮らせていただきました。
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この道路脇のカイヅカは枝が暴れまくってましてちょっと・・・という感じなので、伐採することにしようと、PLANTS PLANTSさんとの打ち合わせで確認した部分です。まるで半年くらい散髪に行っていないおじさんの頭みたいになってるでしょう。

やらせやらせと私が言うのでお兄さん職人さんがにやけてしまいました。笑
これは、道路脇のカイヅカの背面にあたる場所です。
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ここにもさびた金網がありまして、カイヅカの裏側にあたる部分が丸見え。こっちからまじまじと見ると、決して美しいとは言いがたい状況です。しかも、根元部分を見ていただくと、これまた丁寧にカイヅカ1本ずつのために石垣がキッチリ組まれておりまして、単に伐採しただけでは格好がつかないことになってしまいます。またこの石垣の上を電気や水道の配管が通っているため、工事をするにも配慮が必要となります。

道路に面していてわが家のエントランスの印象を決める重要な部分でもありますし、このゾーンのプランニングが今回の一番の難所であり課題かもしれないです。

そして階段の上にも上がってもらって植栽をチェック。
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緑がいっぱいと言えばそうですが、雑草をこまめにひいていないのでかなり荒れた様子になっております。
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できればこちらのゾーンにも芝生をひくなり何なりしたいのですが、今の植栽だと日当たりが悪くて何もできない、というのが現状でここまで来ているのでした。。。

職人さんたちの下見も無事終わり、次の段階は外構工事をしてくださる建築家さんとPLANTS PLANTSさんとの打ち合わせになります。建築家さんが入るのには訳がありまして、苦楽園一帯は風致地区やら何やらの規制があり、土地何平米あたりに何メートル以上の木が何本必要、とかいう規則がキッチリ決まっているのですが、そういったことについては建築家さんの専門領域になるということでした。

特に植栽の本数については西宮市が厳しくチェックしているそうです。工事をする前に申請が必要なのはもちろん、ちゃんと申請通りに植栽されているかパトロールまでされているとか!すごいですね。でも、この素晴らしい苦楽園の環境保全のためにもそういったことはきちんとやっていてほしいとも思いますしね。わが家も木を伐採してスッテンテンにするつもりはありませんし、ここはきちんとルールに則って改造・改善し、緑豊かな苦楽園にあって違和感のないお庭にしていきたいと思います。
お庭の改造計画・その1
入居以来自分たちでできる範囲で庭の手入れをしようと色々とやってきましたが・・・このたび一度プロの手を入れて改造してみようと思い立ちました。

入居して1年半が経ちますが、毎日お庭を眺めていて一番気になるのが当初から私が「ん〜」と思っていた大量のカイヅカイブキです。道路側からわが家を見るとこんな感じになってまして・・・。
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庭の上の方にカイヅカイブキが金網を突き破る形でにょきっと生えております。
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金網を突き破っているところがぽーんと見えてしまってますが、ここにはもともと枝があり、それを入居前に夫が切ってしまいました。確かにかなりわさわさになっていて邪魔で階段が真っ暗になるほどではあったのですが、ちょうど金網を突き破っている部分が目立ってしまう結果となりました・・・。

私はこの魔女の爪みたいなカイヅカの幹のところをすごく嫌がっていて、「なんとかしたい」と入居当時かなりごねていたのですが、夫は「そんなに急がなくても」と言い、すぐに伐採するということはしませんでした。

道路から続く階段を上り、カイヅカくんを横から見るとこんな感じ。
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庭に上がって眺めるとこんな感じ。やはり金網を突き破ってるところが気になります。
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こんな感じで私から疎まれているカイヅカくんですが、部屋の中から眺めるとそんなに悪くないんです。外から見たとき印象とは異なり、ちょっと林の中にいるような雰囲気を作ってくれています。
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わが家に来られた方が皆さん「別荘みたいですね」とおっしゃいますが、それはもしかするとこのカイヅカ並木のおかげかもしれないな、なんて思っていたりもします。
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またこれだけの量の樹木をいっぺんに伐採となると伐採した樹木の処分はおろかそのあとの植栽計画も含めてちょっと自力でやるには大変かもしれず・・・。ということで、プロのお庭屋さんの手を借りようと考えました。

そこで下見に行ったのが、阪急甲陽線の苦楽園口と甲陽園の間にある「PLANTS PLANTS &Flowers」さんです。よく行くホームセンターへ道のり途中にありまして、線路越しに見えるわさわさとした感じが「私たち好みかも」と気になっていました。

お店に入ってみると・・・グリーン主体で、苗や庭木がたくさんおいてあります。あまり色を多用せず、すっきりグリーンと濃い木の色でまとまったディスプレーの感じも好みです。
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天井が抜けたスペース。これってうちのぶどうの棚と同じ構造だなぁ。
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「この屋根かっこいいなあ」と夫がつぶやいていました。わが家のぶどうの棚にはオーニングという不織布のような布を張っているのですが、こういうアコーディオン状に畳める屋根も素敵ですね。
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こちらはおそらくスタッフの方々の作業台かと思われます。色んなツールがぶら下がっている様子も素敵です。
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建物になっているショップの方を眺めます。こちらは白くペイントされた木の建物。奥にはカフェスペースがあるようです。この室内には観葉植物がディスプレーされていました。
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そして・・・お庭の植栽のコーディネートがイメージできるコーナーも。
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洋っぽすぎず、かといって和ではなく、そしてグリーン主体でわさわさとしていて、でも決して手を抜いてあるわけではないお庭・・・まさしく私たちが自分たちのお庭に取り入れたい雰囲気がここにありました。ということで善は急げ、早速スタッフの方にお庭の植栽プランニングのお見積もりをお願いすることになりました。

(その2へ続く)