いよいよ出産予定日まであと10日となりましたー。先々週から妊婦検診の頻度が上がり、毎週受診しているのですが、赤ちゃんの体重は既に推定3000g超。いつ産まれても大丈夫、という状況になっています。ですが、まだ赤ちゃんは全然下りて来ていなくて産まれるのはまだ先らしく、先生に「お散歩とかしてがんばってください」と言われております。
一人目の出産のときは予定日から5日遅れ、しかも陣痛促進剤の力を少し借りての出産でした。予定日から遅れると、周りの方が期待を込めて「まだ?まだ?」と聞いてこられ、それが本当に辛くて辛くてたまりませんでした。悪気はないのはわかっているのですが、産む本人は初めての出産でただでさえ緊張していて、周りの誰よりも「まだ?まだ?」と心配しているのに、周りにこう言われるとものすごいプレッシャーになっちゃうのですよ。安産のカギはリラックス!なのにね。
そんなこともあったから今回は「赤ちゃんが出てくる日決めてるんだから」とデンと構えられてますが、予定日から出産が遅れている妊婦さんに「まだ?」と聞くのはやめよう、と悟った次第です。
・・・と、話が逸れましたが、こうしてのんびりしてられるのもあとほんの少しになってきました。赤ちゃんが産まれて来たら色々大変だと思いますからね。自分のための時間が持てるこの期間、趣味のお洋服づくりに加えておやつづくりにも勤しんでおります。今回はおやつづくりの方のレポです。
まずは、前々から興味を持っていた、なかしましほさんのレシピです。バター、乳製品、卵を使わずヘルシーなおやつのレシピで有名な方でして、子どもに食べさせるのにこういうレシピっていいなあと思っていました。
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産休に入る前、会社で昼休みにほぼ日をチェックしてたら、このなかしましほさんの
「とてもくわしいおやつのレシピ」というコンテンツが始まっていて、ずーっと愛読してました。読めば読むほど実際に作ってみたくなるんですよ。以前「かもめ食堂」なんかの飯島奈美さんのレシピのコーナー(
LIFE)もありましたが、ほぼ日の料理コンテンツって、作ってみたくなる気持ちがホント盛り上がるんですよね。
ほぼ日になかしまさんご本人の手さばきも動画でUPされていたので、「これはきっと行ける!」と思い、産休に入って割と早い段階で作ってみました。じゃーん、ほぼ日乗組員の宿題にもなっていた、「黒ごまスティック」です。
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なんか焼き色にムラがあって、ところどころ白いような・・・。途中、豆乳を入れる段階があり、そのときの状態が動画で見たよりもサラサラとしていて水分が足りてない感じがしたのですが、特に調整することなくオーブンに入れたからかもしれません。
お味の方は・・・ん〜、全然甘くないですねぇ。レシピ通りだときび砂糖を使うのですが家になかったので、洗双糖で代用したからかもしれません。こんなもんだと思って食べればおいしいと感じなくもないですが、何かちょっとストイックな味がします。市販のお菓子で言うと、フランスからやってきた「ジェルブレ」というシリーズの味に似てます。
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こちら、砂糖・保存料・着色料不使用の栄養食品です。苦楽園のコープで一時期ワンコーナー作られていました(最近チェックしてませんが)。オーガニックとかに興味がある人だったら「滋味深くておいしい〜」と言うのですが、濃い味好きなうちの夫のような人からすると「・・・」という感じのようです。
そして私が作ったものは「え?」と言うほど固くなってしまいました。サクサク感からは程遠い・・・。涙 これは私の腕の問題だと思われます。粉を混ぜてから菜種油を入れてこね、最後に豆乳を入れて混ぜるという作り方は、私が作り慣れているバター、卵を使ったクッキーの手順とは全く違うものですからね。
何でも食べる娘2歳半はボリボリと食べてましたが、もっと甘いものを与えるようになるとこっちは食べなくなるかもしれません。ダイエットしてたり、体重制限をしている妊婦さんには口さみしい時に便利だと思います。
そして・・・なかしましほさんのクッキーは自分ではうまく作れそうになく、また味もあんまり好みじゃないということがわかったので、同じく卵・乳製品不使用のオズボーン未奈子さんのレシピに再チャレンジ。
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オズボーンさんのこのレシピ本は、以前
こちらと
こちらの記事でも紹介しましたが、非常にカンタンでたいてい成功し、しかもおいしい!という確信が持てているのです。今回はtocotocoのバックナンバーに記載されていた「黒糖とにんじんのスパイスケーキ」に挑戦です。
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パウンドケーキ型のしっとりしたケーキ。レシピ通りだとシナモンなどのスパイスを入れ、最後に上からレモンアイシングをどろっとかけるのですが、娘2歳半も一緒に食べたいのでスパイス、アイシングは抜きにしました。
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にんじんをすりおろして混ぜ込むため、その水分がなかなか飛ばず、記載された焼き時間では十分に火が通らなかったので、上からアルミホイルをかぶせて10分×3〜4回延長して焼き、やっと大丈夫かなという感じになりました。
そしてこちらのお味の方は・・・非常においしい!!黒糖とココナッツファインも入っているので、なかしましほさんの黒ごまスティックよりずっと甘く感じられたのが勝因かもしれません。にんじんの味はほとんど感じられませんが、レーズン、くるみとココナッツの食感、全体のしっとりとした甘さ、すべてがうまくまとまりました。
まあそもそもクッキーとケーキの味を比べるのに無理があるかもしれません・・・。実は別の機会に同じオズボーンさんの本にあった「全粒粉のビスケット」を作ってみましたが、これはうまく行きませんでした。作り方の手順はなかしましほさんのレシピとほぼ同じなのですが、やはりちっとも甘くないし、ビックリするほど固くなっちゃったのです。スコーンはうまくいったのになぁ。こういうマクロビ系のクッキーに関しては、作り手の腕・慣れの問題が大きいのかもしれないです。
クッキーモンスターの私としては、バターの入らないローカロリーのクッキーは非常に魅力的なので、めげずにチャレンジしてみようと思います。
そして・・・最後にバター・卵を使うおやつです。なかしましほさん、オズボーンさんのレシピでクッキーがおいしくできなかったので、確実に美味しく作れるレシピでリベンジ。笑
松永絵菜さんの「お菓子のつくりかた」のレシピです。
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松永絵菜さんが大好きでして、レシピ本はコンプリートしてます。スタイリング、写真ともご本人が手がけているのですが、その乙女な世界観にうっとりしてまして。オリーブ世代の女子ならきっと誰しも胸がキュンとなる本です。レシピの方も、食材・調理方法の取り合わせ方がとてもセンスよく、作ってみたくなるものばかり。実際多くのレシピにチャレンジしましたがどれもうまく行きますし、おいしいです。
ちなみにこの本の中で松永さんが
ミナの服(たぶんnapという柄)を着てまして、それがまたかわいい。モデルさんではないけどミナの服がとても似合う一人だと思います。私も産後しっかりエクササイズして、大人っぽくミナを取り入れたいなー、と妄想してしまいました。
で、今回チャレンジしたのは「オートミールクッキー」と「きなこのショートブレッド」です。
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オートミールクッキーはこれまで何度もくり返し作ってまして私の中で定番化してます。確実に好みの味に仕上がる。バターも少なめ、オートミール、黒糖が入って比較的ヘルシーと言えると思います。これなら娘2歳半にも食べさせられる。
きなこのショートブレッドは、今回初チャレンジでしたが、こちらもうまく行きました。きなこの風味もしっかり残っていて、食感はサクサク。やはり何だかんだ言って卵、バター、砂糖をちゃんと使ったレシピには正直かないませんね。作り方の手順にも慣れてますし。結局今のところ私の中では、なかしましほさん<オズボーン未奈子さん<松永絵菜さん、という感じになってます。
次なる課題はオズボーンさんのレシピでクッキーをうまく仕上げること。赤ちゃんが産まれて生活のリズムが落ち着いて来たら、またチャレンジしてみたいと思います!!