今度はなんと築100年超!
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畑の囲い
先日の休み、お庭に出てみると・・・なぜか床板がでーんと置いてあります。
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床貼りした時のあまりの床板、G-FLATさんに引き取ってもらわず、何かDIYするときに使おうとうちの裏に置いたままにしています。その中から夫が一枚抜きとって置いていたようです。

パパ〜何してんの〜。とずんずん進む娘1歳6ヶ月。
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娘の足下をよく見ると・・・畑の横のラインが、少し掘り下げてあるみたい。
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娘「あっ、パパ、何やってんの?」
夫「ん?ちょっとね。ふふふ」
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娘「見せて見せてっ」
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じゃーん。ノコギリで切ってるんだよ〜ん。危ないから近寄らないでね。
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夫、何をし出したのかと思ったら、畑の回りに床板で囲いを作っているのでした。
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構造は至ってシンプル。床板を2枚縦に重ね合わせ、細い板何枚かを柱に見立てて支えにするというものです。
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床板の接続部にご注目。ちょうど凸凹がついていて、かちっとハマるようになっているんです。なので縦に2枚積めるんですね。
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床に貼るときは裏にボンドを着けて床面の下地材に接着するわけですが、まさか縦にして使うことになるとは!
奥の塀の方にも同様の構造物を作ります。
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手前にも作って囲いの完成です。
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この囲い、そもそもなぜ作ったのかというと、畑の土が通り道のところに流出していくのを防ぐためです。畑には畑用の土を買って来て盛っているのですが、ここのところの台風やら大雨やらで結構流出しているような。囲いを着けることでそれが少しは防止できるかと。

理想的にはこの囲いの上から10センチくらいのところまで畑用の土を盛ることなのですが、そうするにはかなりの量の土が必要になりそうです。コーナンの土が安いので、それを買って来て盛ろうか〜なんて話していますが、それでも階段登ってひとつひとつここまで運ぶの大変かもねぇ。

床板は無垢のパイン材でして、室内の床には蜜蝋ワックスを塗装したのですが、この囲いには当然無塗装です。無垢材なので変な薬剤とかついていないでしょうから、仮に雨に濡れても薬剤が土に流れ出したりするといった心配がなく、そのこともこの床材を素材にした理由のひとつです。

このまま外の空気にふれ、雨ざらしになってちょっと朽ちた感じになっていくのを楽しもうとしてますが、うまいこと雰囲気が出るか?ちょっとした実験気分で見守りたいと思います。
だんじり
先週末の連休中、苦楽園口付近でだんじり祭りがありました。「だんじり」と言えば、岸和田で勇壮というかどちらかというと荒っぽいイメージもあるお祭りの代名詞と思っておりましたが、苦楽園でもだんじり祭りがあるんですね。もう10年近く西宮に住んでいますがこのたび初めて知りました。

だんじり祭りは、苦楽園口から少し登ったところにある越木岩神社を拠点としているそうです。わが家からはきつい坂道を横移動するイメージ。神社には駐車場はないだろうし、だんじりが引かれているところも見たいので、家から神社までベビーカーでお散歩することに。

途中、苦楽園小学校、苦楽園中学校、西宮北高校のある付近を通ります。ここは小学校と高校の間の道を抜ける場所。きつい坂道を下って行きます。
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ものすごーくいい景色!左に見えるのが苦楽園小学校の校舎なのですが、娘はいずれこんなに景色のいいところで勉強するんだなー。めちゃめちゃうらやましい。
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少し行くと、こんな狭い歩道が出てきました。両サイドが金網で、その横は林になっています。おもしろそうなのでここを通って神社に抜けることに。
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と、いきなりこんな看板が!
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英語も併記されてるところがこの辺りらしさかもです。苦楽園口付近ではよく外国人の方を見かけますし、実際うちの近所にも外国人の方がお住まいだったりします。

しかし用心って言ったってこんなところでイノシシに出会ったら逃げようがないと思うんですけど・・・。
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この道、結構長くて、しかも途中から階段になっていたので、ベビーカーで下りるのはひと苦労でした。初めて通る道だから余計に長く感じたのかもしれません。途中で2、3組の人とすれ違いましたが、山道よろしく「こんにちは」なんて挨拶しちゃいまいたよ、思わず。しかしずーっとこの調子で横が金網と林。夜だとコワくてちょっと通れないかもですね。変な人とかいたらコワいし、と言う私に、イノシシの方がリスク高いと思うよ、と夫。確かにそうかも・・・。

その細い道を抜けて少し歩くと、やっと越木岩神社に到着しました。
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残念なことに到着したときにちょうど餅まきが終わったところみたいでした。
「あたしはまだお餅食べられないから平気よ〜」と娘1歳6ヶ月。砂利を握ってお山を作って遊んでます。
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大きなテントが張られていたのでそこで一休み。このテント、よくみるととてもいい感じ。
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通常、骨組みはステンレスのパイプでできてると思うんですけど、このテントは木製でして、こんな意匠がついてました。
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昔から大切に使われて来たのでしょうね。
その下、パイプ椅子が並んだ奥に見えるのは、お相撲の土俵です!
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だんじりの前の週末には、ここで赤ちゃんの泣き相撲が行われたようでした。この日もまわしをつけた人がたくさんいて、小学生と相撲を取っていました。

パイプ椅子の横にはお能?の舞台のようなところも。
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今回は何もやってませんでしたが、お能があるのですかねぇ。ぜひ着物で鑑賞したいものです。

神社のわきにはこんないい感じのパネルがありました。
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毎月お参りに来ている人用のお札を入れるもののようです。

さて、手を清めましょう。神社の横から入って行っちゃったので、色々見た後になってしまいました。
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参道も緑がいっぱいでとても気持ちがいいです。
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そしていよいよ「甑岩(こしきいわ)」なる岩を見に行きます。何でも、子授け、安産にご利益のある岩だとか。全然知らなかった!
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さらに奥へと参道が続きます。この神社、かなり広いみたいです。
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どんどん歩く。この参道も緑がキレイでとてもいい感じ。
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それもそのはず、「この森は天然記念物、保護林」だそうです。
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1000年前からの歴史ある神社のようですので、林の緑も何だか神聖さを漂わせています。
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そしていよいよ到着!これが甑岩。スケール感わかりにくいけど、かなりでっかい!
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左の灯籠の奥に道があり、岩のたもとから裏側に回れるようになっています。
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すんごいでっかい岩ですねぇ。新婚旅行で行った、フランスのフォンテーヌブロー(←ヨーロッパのボルダリングのメッカ)を思い出します。
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パンパン!と家族でお参りしてお散歩終了、家路に着いたのでした。ん?だんじりは結局どこにいたのかしら?神社では見かけることが出来ませんでした。苦楽園口あたりを引き回っているという話だったので、神社に来るのはまた別の時間帯だったのかもしれません。

そしてその日の夕方、苦楽園口付近を車で通ると・・・いました!
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かなりチラ見でしたが、2台ほど見えました〜。これまた味のあるだんじりですね。すごく古くからあるもののように見えます。素敵素敵。

今回、だんじり目的で張り切って計画していたわけではなく、「ちょっと行ってみようか〜」くらいの軽いノリだったので、あんまりちゃんと見ることが出来ませんでしたが、雰囲気だけは楽しめたと思います。来年はちゃんと下調べをして見に行ってみてもいいかも!と思いました。

西宮の神社と言えばどうしても西宮えびすの方を思い起こしていたのですが、越木岩神社が想像以上に魅力的な場所であることが発見できたことが何よりも収穫でした。イベントごとの時だけじゃなく、いつものお散歩コースとして加えたい場所がひとつ増えました。
白ナス
すっかり涼しくなってきましたね。きつい坂の上の方にあるわが家は既にすっかり秋モード。朝晩は少し肌寒いくらいです。

そんなわが家の畑。夏野菜はそろそろ終わりで、今最も元気がいいのがこの白ナスです。
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ナスなのに白いんです。おもしろいでしょう。
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きれいな紫色のお花がまだまだどんどん咲いています。まだまだどんどん実るってことですね。
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うちの夫が畑で育てたい野菜の選定基準のひとつは、「スーパーではあまり見かけない珍しい品種のもの」。確かに白ナスなんて、今まで全然知りませんでした。ちなみに普通のナスも育てていたのですが、今年はなぜか不作で、たくさん収穫できたのは白ナスの方ばかりです。

ということで早速試食。揚げナスにしてみました(夫・作)。
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なんかエリンギみたいに見える白くて長いものが白ナスです。白出汁に、大根おろしをたっぷり、ネギをチャッチャと乗せていただきます。
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お味は・・・何か皮がカタくて、少し苦味があるように感じましたが、中身はとろっとろでとても美味でした。調理法の問題でもなさそうなので、白ナスってそういう食感のものなのかもしれないですね。

隣にあるのは先日夫が大量に釣って来たアジの南蛮漬け。というのはウソで、買って来たアジで作った南蛮漬けです。
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先日、Oさん夫妻がやってきたときに、「芦屋浜に行かれてから、釣りは行きましたか?」と聞かれた夫。「いや、あれ以来まだ行ってないですねぇ」と。「僕は釣りは釣ることが目的じゃなくて、海で釣り糸垂らしてるその時間が好きなんですよ」とも。私も海辺で釣り糸垂らしてる夫のそばでぼーっとするのが大好きなので全然気にならなかったけど、よくよく考えてみるとそれって結構いい訳がましいかもよ、夫。笑

思いっきり揚げ物パラダイスになったこの日の夕食ですが・・・そういえば夫は先日メタボ警告が出てしまい、カロリー制限しているのでした。まあでも、たまにしか食べないし、せっかくわが家で初めて取れた白ナスですから、一番おいしくできそうなメニューで堪能できてよかったです。さ、来週からまたあっさりご飯で引き締めて行きましょう。
置炉


実は私、会社の茶道部員でございます。就業時間後が活動時間であるため、時短勤務中の現在はやむなく休部中なのですが、育休に入るまでの1年ちょっとは、休まずせっせと茶道に励んでおりました。(今やすっかり忘れてしまっておりますが)

着物が好き、古いものが好き、日本の文化が好き・・・と来たら、やはり茶道は避けては通れないでしょう。と気づいたのは実は30も半ばを過ぎてから。大卒すぐに働いていた小さな会社でも、社長の意向で女性社員全員が茶道を習わされましたが、ちっともおもしろくなくて全然通ってなかったのですがね。

会社の茶道部は、元々着物友達だったS部長とK課長のお誘いがあって参加しました。S部長は、私が今の会社に入る時に最初に面接してくださった方。仕事上のおつきあいはもちろんのこと、着物トークや和の文化のお話で特に気が合い、私のことをとてもかわいがってくださいました。

京都のど真ん中のご出身ということもあり、御池にあるものすごくでっかい町家を借り切ってお茶会を開いてくださったり(円山応挙の書が普通に掛けてありました)、東大寺の二月堂で行われる、お寺関係者限定のお花見に参加させてもらったり、川西にある大きなお屋敷での落語イベントに連れて行っていただいたり・・・。

どれももちろん、着物好きの女子を誘って、みんなで着物でおめかししてお出かけしました。同世代の女性同士ではなかなかアンテナが届かないような場所に引っ張りだしてくださったのは、上品なセンスのあるS部長ならではです。

そのS部長、私が育休の間に会社の茶室が改装されることになり、そのリノベーションのプランニングを担当されました。建築事務所の人たちと色々打ち合わせをして、狭いながらもよく考えられた本格的な茶室に生まれ変わらせたのです。さすがこだわりの強い京都人。

そのリノベーションで出て来たのがこの「置炉」と呼ばれる茶道具です。
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S部長が、「会社の茶室には不要だけどとてもよいものなので、harukaorinの家にぴったりだから、よかったら持って行って」ということで、しっかりいただいちゃいました。

茶道の炉と言えば、畳を切って床下にはめ込んでしまうのですが、そこまで本格的に作り込めない場合、こうして畳の上に置炉を置いて、茶釜でお茶を点てられる、というわけです。 
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ちゃんとゴトクもついていて、灰も少し入れてあります。
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側面の意匠や、質感も古くて質の良いもの、という感じがします。

この他にも、本当に炉を切るときにはめ込む炉も、ちゃんと銅製のものが出て来たみたいで、これも合わせてもらっちゃいました。いつかばーさんになった時にはこの和室に炉を切り、お茶を点てて遊ぶのが夢だったりします。この家にお住まいだったおばあさんも、茶道をたしなまれた方だったとのことなので、ぜひ実現させたいと思っています。

S部長は、実はこのブログのファンでもあり、引っ越し直後くらいからずっと見てくださっていました。吹き抜けのあるリビング&ダイニングの写真を見て「何て素敵な家なんだ!何かの雑誌にでも出てきそうな家じゃないか〜!」ととても驚かれていました。その後、本当に雑誌で紹介されることになり、そのときも「掲載されたらぜひとも見せてな〜」と楽しみにされていました。

しかしこの春先ぐらいにガンが見つかり、育休から復帰して再会したときに、びっくりするほど痩せられていました。抗がん剤がとてもキツかったらしく、その後も会社を休みがちに。

最後に言葉を交わしたのは、ちょうどわが家が掲載された雑誌「LiVES」が発行された時でした。体調が思わしくなさそうな様子は伺い知れていたので、雑誌がどうこうどころではなく、とても心配で。でも、S部長自身がとても楽しみにしてくださっていたので、「体調どうですかぁ」と聞きに行くのと、ついに雑誌に掲載されちゃいました、というのとで「LiVES」を手にお話ししに行きました。

体調はやはりよくなくて、翌週からまた別の抗がん剤を打つために入院するというタイミングだったそうです。腰には何か薬剤の袋を着けて、そこから腕に管が伸びてずっとそれを点滴していないといけないとお話しされていました。抗がん剤を打った後がまたものすごくキツいんや、ともおっしゃっていました。でも、雑誌を見て「すごいな〜すごいな〜いいな〜」を連発し、「元気になったらぜひ遊びに行かしてや〜」と力のない声でおっしゃった時、何だか私もちょっと涙が出てきそうになっちゃったのですが、何とか「ぜひぜひ、絶対元気になってうちを見に来てくださいね!!」とお話ししたのでした。

翌週には退院して会社に来られる予定だったのですが、S部長の席はずっと空いたままでした。その次の週も、そのまた次の週も・・・。今の所属の部長に、「S部長大丈夫なんですかね?」と聞きに行きましたが「う〜ん、一応毎日電話はかかってくるんだけどねぇ。なかなか回復に向かってないみたいでね・・・」と・・・。

そして、その後S部長はもう会社に来ることはありませんでした。一昨日の午前10時頃、息を引き取られたそうです。会社のメールで訃報を目にしたときは涙が止まりませんでした。この日はかなり忙しかったので、何とか気持ちを立て直して仕事に集中するしかありませんでした。

昨日、家族でお通夜に参列してきました。あんなに元気だったS部長が、なぜあんな箱に入ってるの?なぜ遺影なの?なぜみんな喪服着て集まってるの?と悲しいのを通り越してあっけにとられたような気持ちでした。既に定年を迎えてこれから悠々自適、趣味人としての本領発揮というところだったのに、あまりにも突然過ぎるお別れ。この置炉は、期せずしてS部長の遺品(正確にはS部長のものじゃないけど)となってしまいました。

会社の茶道部は、やる気はあるけど忙しくて参加できない幽霊部員が多く、廃部の危機にさらされているということで、S部長からは「ぜひ次期部長にはharukaorinになってもらって、部を存続させてほしい!!」と任命されていました。

ちょっと待ってくださいよ!結構重たいんですけど、その使命!!どうしてくれるんですかぁ、S部長〜〜〜!と言いたくてもS部長はもう天国。「まあ大丈夫や、harukaorinなら何とかやれるって」と笑っているのかもしれません。今は休部中でそれはかなわないけど・・・時短勤務が終わった暁にはぜひその遺志を引き継いでいくのが私の使命だと思っています・・・。

S部長のご冥福を、心からお祈りします。
床板の落書きを消す
連休中のある日、朝起きてみると・・・。玄関先にこんな落書きが!
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その前夜に、夫がボールペンをローテーブルに置きっぱなしで寝ていたらしく、私たちより早起きした娘1歳6ヶ月がそれを持ち出して思いっきり落書きしていたのでした。これはひどい、ひどすぎる・・・。しかもこの日は、Oさん夫妻が遊びにくる日だというのになぜこんなことを〜!!と一人焦った私。

「ヤスリで削ったら消えると思うよ〜」と夫が言うので、とりあえずヤスリでこすってみることに。足で邪魔する娘1歳6ヶ月・・・。やめてよ。
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手でこすった程度だとこんな感じで、ちょっと薄くなりました。
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しかし、落書きされた面積が広いし、ボールペンのインキが結構深いところまで滲みてるようで、手でごしごしなんてやってられなくなってしまいました。

ということで、じゃーん。取り入だしたるこの3種の神器。
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右からハンドクリーナー、電動ヤスリ、そして蜜蝋ワックスです。

電動ヤスリ、床貼りの作業をする時に床板をカットした表面を滑らかにするために購入しました。確かそれきり使っていなかったように思いますが、このたび改めて活躍の場が与えられた訳です。

アイロンのような形のこの電動ヤスリ。使い方は簡単で、アイロン面にあたるところにサンドペーパーをぺたっと貼り付け、ぶい〜んと削ります。ぶい〜ん♪
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ぶい〜んいんいんい〜ん♪
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ぶいんぶいんぶいんぶい〜〜〜〜ん♪
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あっ!!という間に落書きが消えてしまいました。
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手でなんてやってられないスピードでしたね。
ついでなので、リビングと洗面所の所にもある娘にやられた落書きをまとめてクリーニングすることに。こちらはボールペンではなく、クレパスです。
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ぶい〜んいんいんい〜ん♪
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こちらは洗面所。これはボールペンです。
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ぶい〜ん♪
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削り終えたらハンドクリーナーで粉を吸い取ります。
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仕上げに蜜蝋ワックスを塗ります。塗り塗り。
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塗り塗り塗り。
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はい、できあがりです〜。
ヤスリBefore & Afterはこんな感じです。

Before
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After 
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Before
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After 
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Before
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After 
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ヤスリで削った所のまわりとの色の差が出ちゃってますが、無垢材なのでまたすぐ色が光に灼けて来て、その差は目立たなくなってくるだろうと思われます。とりあえず、落書き自体はきれいに消せたし、何より作業しててすぐに結果が目に見えて出てくるのはとっても楽しかったです。

こうしてヤスリでガリガリ削っても平気なのは、無垢材で、塗装をしていないからということと、自分たちで床貼りしたということで床材がより身近に感じられているからだと思います。もし業者の人にやってもらっていたとしたら、何となくこんな風に手を加えることに抵抗を感じていたかもしれないと思います。自分たちで貼った床であるということで、体の一部とは言わないまでも、自分たちでちゃんと面倒みてあげようという気持ちがより強くなっているように思います。

娘の落書きを消すというためにやったことですが、改めてセルフで家作りしたことの良さを感じる出来事だったのでした。

ということでこれで娘に落書きされても大丈夫!なわけですが・・・娘、だからといって床にはもう落書きしないでね。笑 もうちょっと大きくなったら壁一面の落書きスペースを作ってあげようと思ってるんだから、それまではママと一緒の時にちゃんと画用紙にお絵描きして遊びましょう!
芝生用の土
連休中、いつもお願いしているお庭屋さん・オレンジベリーさんに、芝生用の土を納品してもらいました。

どーん!とこの量です!
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実は梅雨明け時分に八朔の木を剪定していただいた際に一度芝生の土を敷いてもらったのですが、それでは量が足りなかったんです。ウッドデッキと、地面との間に隙間があるのがわかりますでしょうか?この位置だと、3〜4センチ程度の隙間が。
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奥に行くに従って隙間が大きくなっていっています。ここだと10センチくらい。
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一番奥だと15センチくらいはあるかもしれません。
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工事直後は、この地面はウッドデッキの木材と接する程度まで高さがあったのですが、雨が降るたびに土が締まって沈んで行ったようです。奥の方が切削された度合いも高かった影響からか、より土が締まって大きく沈んでいます。

この段差を埋められるくらいの芝生の土を入れてほしいと依頼したところ、土嚢に20袋分にもなったのでした!土は、袋から出してならすだけの作業なので、自分たちで整地しようと思っています。この3連休は雨が降ったりやんだりでできませんでしたが、今週末にでもやってしまおうかと思っています。

そして春先には、ここと・・・
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ここが、一面キレイな緑に変身するのです。(予定)
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憧れの芝生のお庭が来春には実現できるんだなと思うと楽しみです。メンテナンス大変だと思うけど、やれる範囲でなるべく面倒を見てあげようと思っております。
ご近所さん向け見学会
連休がつづきますね。世間では9月の連休を「シルバーウィーク」と言うそうです。何でも名前つけりゃいいってもんじゃないと思いますが、お休みがたくさんあるのは素直にありがたいです。

ここのところ見学会やら取材やらでちょっと緊張気味の休日が続いたわが家ですが、この「シルバーウィーク」中はのんびり自宅で自由に遊ぶことにしてました。そんな中、ご近所さんがわが家に遊びに来てくれました。以前お家に遊びに行かせてもらったご近所Oさん(四番町の住人さん)ご夫妻です。

Oさん、わが家のリノベ工事中からご注目!?いただいており、このブログもよく読んでくださっていました。なのですが、実はまだ一度もわが家にお招きしたことがなかったんです!家の前を素敵なバイクでぶうんと通り過ぎる姿はよく拝見してますし、ブログ上のコメントのやりとりもあるので、何だかちっともそういう気がしてなかったのですけどね。

まずはおうちの中へご案内、モモちゃんともご対面〜。(写真なし)娘1歳6ヶ月とモモちゃんに、素敵なプレゼントまでご用意いただき・・・色々至らない私たちは恐縮しまくりでした。

ざ〜っとわが家のことをご案内して、うちの定番スイーツ・バナナのクラフティとコーヒーでお茶タイム。その後はわいわいとおしゃべりしたり、モモちゃんと遊んだりして過ごしました。(これも写真なし。お客さんが来るとついしゃべってしまい写真撮るの忘れてしまいます・・・)

そしてお庭もご案内〜。今、畑で一番元気なのは一番手前に見える白ナスくんです。
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キュウリみたいなサイズの白い棒が見えますでしょうか?あれが白ナスです。
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なかなか珍しい野菜で、今どんどん実り始めているので、ぜひお土産にとお話していたのに、色々しゃべっているうちにお渡しするのを忘れていました・・・。すみませんOさん!近いうちに持って行きますね。

15時くらいにいらっしゃって、あっという間に17時過ぎくらいになっちゃったので、車でOさん宅までお見送りすることに。Oさん宅、この辺りの坂のてっぺんに位置するのです。わが家から行くには相当キツい坂を登らねばならず、それはもちろん車でお送りしないと!ということで、家族全員でOさん宅へ。

Oさん宅から見える景色。さすがこの辺のてっぺんからの眺めです!きっと、夜景も素晴らしいのでしょうね〜。手前にある雑木林も自然でとてもいい感じです。
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Oさん宅、5月にお伺いした時にもキレイな芝生が敷いてあったのですが、その後Oさんが徹底的なメンテナンスを続けられているそうで、ごらんの通りの美しさ!
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まるでゴルフ場のようです〜!!ご主人が芝刈り機だけでなく、ハサミを持って手で刈り込んだりもしているそう。雑草なんて1本もありません。「午後の最後の芝生」の主人公を思い出してしまいました。わが家も春先には芝生を敷く予定なのですが、ここまでできるかどうか・・・自信がありません(やらないんだろうな〜)。

お庭はお花でわさわさ、ということではなく、グリーン主体でスッキリとまとめられています。階段のわきにも小さな多肉植物がわいわいと生えていて、とってもかわいらしかったです。わが家のお庭も、グリーン主体でポイントにお花、全体的にわさわさ、もさもさ、というところを目指しているので、とても参考になりました。

帰り際にはさらにお土産をいただいてしまいました!見てくださいこのかわいらしいスイーツ!
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奥様が「ネットでお取り寄せしてみたおやつなのよ〜。よかったらどうぞ〜」とさりげなく・・・なのですが、何てオシャレなおやつでしょう!!
こちらはチョコバナナマシュマロ。まわりについてるのがマシュマロちゃんです。色が飛んじゃってますが、淡いグリーンとクリーム色したマシュマロでした。中にはバナナクリームが。
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こちらはストロベリー。私の大好きな感じのビジュアル。白いのはホワイトチョコでした。
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こういういただきものって、たいてい夫が食することなく私の胃の中に入って行ってしまうのですが・・・今回は二人で仲良く半分こしていただきました。もちろんおいしかったです。しかしOさんご夫妻は日頃からこんなオシャレなスイーツをお取り寄せして楽しまれているのかしら・・・。うらやましい!

そんなこんなで、わが家の見学会のつもりが最終的にOさんのお庭見学会として締めくくったこの日。何かいろいろいただきっぱなしになってしまいましたが、とっても楽しかったです。娘1歳6ヶ月も鼻水たらしながら奥様にいっぱい遊んでいただいてとてもご機嫌でした。Oさん、また近いうちに白ナスなど色々お持ちしますね。また薪ストーブのシーズンにでもお招きします!
ミルク
わが家のキッチンの奥、勝手口があります。
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窓が下にスライドできるようになっている珍しいタイプ?のドアでして、網戸から風が通って気持ちがいいです。ちょうどガスコンロの隣にあたる場所なので調理中の煙や臭いなんかもしっかり換気してくれてると思います。

その網戸の先をのぞくと・・・
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あっ!ミルクがいます。
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ミルクとは、このあたりをテリトリーにしている野良ニャンコです。白黒模様がミルクっぽいので夫が勝手に名付けました。

育休中は日中、テラスの屋根の上をのしのしと歩いて行くところをよく見かけたものですが、最近は夕方あたりに、うちの裏側の木材置き場のところでリラックスしているみたいです。

ミルクにしてみりゃわが家が空き家の頃からこのあたりで遊んでいたのですから、私たちの方がどやどやと環境を変化させてしまった側なのでしょうね。モモちゃんはというと、もちろんミルクの姿を見かけると大興奮で家の中を走り回っています。この日はモモちゃんはミルクに気づかず、部屋の中でお昼寝してました。

遠いアングルでよくわからないと思いますが、ミルクはなかなかかわいい顔をします。牛を連想してしまうのでちょっとぶーちゃんという先入観を持っていましたが、こうして間近で見ると結構スタイルもいいのです。

そのうちミルクと仲良くなってちょっちょっと鼻先とか触らせてくれるようになるかもね。なんて思いますが、そんなところをモモちゃんに目撃されたら大変!なので、かわいがるのは気持ちだけにしておこうかな、と思うこのごろです。
日経さん取材
昨日は、日経BP社「日経ホームビルダー」さんの取材でした。日経BP、サラリーマン夫婦のワレワレにはとてもなじみの深い出版社さんです。

「日経ホームビルダー」10月号の別冊付録と、東京で開催される「日経リフォーム博」というイベントで配布される冊子の2カ所に掲載されるそうです。「ホームビルダー」という雑誌は、プロ向け(施工業者や設計事務所など)の雑誌だそうで、こんなわが家をプロに対して紹介されるとは!!って感じです。東京のイベントの方には、一般の方も来られるらしい。大阪でイベントやってくれるんだったら見に行ったんですけどねぇ。

取材依頼をいただいたきっかけは、またしてもこのブログ。編集の方が楽しみに見てくださっていて、曰く「とても役に立つ情報が満載!」だとか(というようなニュアンスの褒め言葉だったような)。いやはや、最近セルフリノベーション的なことほとんどやれてなくて、慢性的なネタ不足なこのブログなのですがね。初期の頃の記事だと確かにそういう意味合いで書いた面もあったのでそのあたりが興味深かったのかも?

ということで、今回の取材の様子をレポート。全然人見知りしない娘1歳5ヶ月。今日も早速編集さんのところにご挨拶に行っています。
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娘「あのね、あそこでモモちゃんが寝てるよ〜」
編集さん「ふ〜ん、そうなんだ〜」
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娘「遊んで〜〜、抱っこしてぇ〜〜〜」
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ものすご〜く通行の邪魔になるところにでーんと寝転がるモモちゃん。
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リラックスしているふりをしていますが・・・耳がぴん!と立っているときは実は緊張しているのです。
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モモ「最近、取材やら見学会やら、知らない人がよく来るわねぇ・・・」
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以前は知らない人が来るとものすごく興奮して嫌がっていたモモちゃんですが、ここ最近のイベントづくしで、かなり慣れて来たようにも思える・・・。一見リラックスしているようなので、ついついお客さんが「モモちゃ〜ん♪」とか言って寄って行っちゃうのですが、知らない人に馴れ馴れしくされるのはやっぱり嫌なようで、あんまりやられるとニャアアアアー!怒ります。汗

娘「やったぁ!抱っこしてもらっちゃったもんね〜♪」
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モモちゃんとは対照的に知らない人が来ると絶好調の娘1歳5ヶ月です。G-FLAT泉田さんとは、iPadで遊んでもらってます。 
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「動くお絵描き」というアプリがあるんですけど、指で触った跡の形にカラフルなミミズくんが出現するというもので、娘も興味津々。
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きゃはははははっ!でっかいミミズ〜〜〜!
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これで15分くらいは持ったでしょうか。この手のものは、あんまりやると飽きるのでそこそこで切り上げるのがポイントですねぇ。


モモちゃんは、撮影開始時からず〜〜〜っとこの通行の邪魔になる場所でのび〜んと寝転がったままです。
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今回のカメラマンさんもいい感じにモモちゃんをスルーしてくれたので、よりリラックスしていられたかもしれません。撮影場所を移動するときもモモちゃんをスルー。
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モモ「知らない人がいっぱいで落ち着かないなぁ・・・」
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モモ「はぁ〜〜。いつになったらこの人たちいなくなるのかしらねぇ・・・」
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リビングのドアをなめつつ奥の和室を撮影するカメラマンさん。右下では何と、娘1歳5ヶ月がモモちゃんをまたいでる!あ〜あ、モモちゃんが邪魔なとこに寝てるからだよ〜。
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そんなこた全くおかまい無しのこの猫さん。思いっきりPUMAのポーズ。
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奥に見えるのはモモちゃんを抱えて窓際に連れてく夫です。
夫「モモちゃん、せっかくなんだからいい写真撮ってもらおうよ」
モモ「え、え、え〜〜!!」 
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モモ「あ、お外が見えるわ。たのしい〜♪」
夫「ここからお外眺めるの大好きでしょ。ここでじっとしててね」
はい!カメラマンさん、今が絶好のシャッターチャンスです!!!
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いいねいいね!その後ろ姿サイコー!
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んー!横顔もいいねぇー!素敵だねー!そのまま!そのまま!
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うなじがセクシーだよ!キレイだよ!パシャパシャパシャ!
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はいラストいちまーい、オッケーでーす!おつかれさまでしたー!!
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モモちゃん、モデルさんおつかれさまでした〜!
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今回の取材・撮影で実に4回目の対応となりました。「LiVES」でかなりの点数の写真が掲載されていたし、直近で「nina's」の方も撮影されていかれたので、それらとは異なるアングルを開発するのにスタッフの方々も色々と考えてくださり、とてもありがたかったです。インタビューの方も、「LiVES」や見学会でしゃべったこととテーマが重なる部分もあり、こちらもしゃべるのに慣れて来てどんどんノリノリになって行きました。笑

わ、私たちって、プロの方のお役に立てる事例ってことなのかしら・・・とちょっとこそばゆい思いもありますが。そういうことなら期待に応えてこれからもガンガンにセルフリノベーションやろうよ!!!という話になったのでした。といっても超・自由人のわが夫のことですから、あくまでマイペースにしかやらないと思いますけどね。でも、来週再来週と3連休が続くので、何かしらDIYして遊びたいところなんだけどな〜。

わが家掲載の「日経ホームビルダー」10月号は、来月22日発売です(たぶん)。今から記事が出来上がるのが楽しみです♪
疑惑の小玉スイカ
何だか急に涼しくなってきましたね。わが家の畑の夏野菜たちもそろそろ終わりが近づいてきました。もうすぐ冬野菜の植え付けを計画しないとなぁと夫がうれしそうにしています。

さて、わが家のウッドデッキにびよ〜んと伸びていたこの蔓。
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小玉スイカという種類のスイカです。
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写真に残っていないのですが、最終的にウッドデッキの端っこまでびろびろびろ〜んと蔓が伸びていきました。途中、お花は咲いたものの一向に実を結ぶ気配がないため、夫が雄花と雌花をアッチッチしてあげたところ、その翌日からぷくーっと実が膨らんで来た!

夏ももうすぐ終わりだし、思い切って収穫しちゃおうぜ!ということで、収穫しちゃいました。早速小玉スイカで遊ぶ娘1歳5ヶ月。
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ん?全くもってスイカ模様が入ってないんだけど・・・
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しかもなんか先っちょが長細いのでは?
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サイズ感としては小玉スイカのイメージに合致しますが・・・



何だか洋梨のお化けみたいな様子。
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あ〜あ〜あ〜。蹴っちゃった。
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食べ物を粗末にしちゃだめだよ〜!
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ということでこれ、本当に小玉スイカなのか!?かなり疑わしいです。
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こうしてちょこんと置いておくと何だかちょっとしたオブジェのようではありませんか?見学会にいらした女子がそのように指摘してくれて、「おお!ホントだ」と思いました。ドぎつい色でペイントしたら瀬戸内の某アートな島にある作品みたいに見えるかもしれません。
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結局これ、何なんでしょうね?夫の予測では、ヒョウタンじゃないかという話になっています。でも、先にラベルを紹介した通り、間違いなく「小玉スイカ」として購入したのですけどね。もしかしてラベルの着け間違いだったとか?不思議です。

「なんだ〜スイカじゃないなら食べられないのか〜〜!!がっくり!」と地べたを叩いて残念がる娘1歳5ヶ月。
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一応苗のメーカーに、これは一体どうしたことなのかと問い合わせてみようかと。あとは、ヒョウタンであるという前提で、ヒョウタン作りにチャレンジしてみようかと思ってます。でも、今ヒョウタンの作り方を引っ張ったところ、「(作る過程で)かなり強烈な腐敗臭がするので住宅密集地ではやらないこと」とありました。どんなもんなんだろう。ちょっとコワいようなでも興味があるような。

ということで今回の日記は、この夏の間中小玉スイカに手塩をかけてきた夫の要望で、以下のように締めくくらせていただきます。

「オレの夏を返せ〜〜!!」